新学習指導要領「情報 I」に対応したプロジェクト学習
「防災アプリを作ろう」 授業プランは、新学習指導要領「情報 I」コミュニケーションと情報デザインで示されている「効果的なコミュニケーションを行うための情報デザインの考え方や方法を理解し表現する技能」および「評価し改善する」ための思考力や判断力等を身に付けるための学習プログラムがベースになっています。
また、全ての生徒が自分ゴトとして積極的に取り組むことができるようにプランニングされており、「現実に起こりそうな問題であること」「すでにある程度の知識を持っていること」「例示が豊富にあること」「比較的容易に応用・展開できること」「振り返る機会があること」など、友人や家族と共有しやすい身近な問題である「防災」を取り上げています。
東日本大震災以降、子どもたちへの防災教育の重要性が増しており、「まちの安全マップづくり」などが小学校(社会科)の教科書にも盛り込まれています。「防災アプリの検証・改善・提案」は、昨今のデジタルツールの進化に伴い「情報デザイン」教育に適した重要なテーマとなっています。
このサイトでは、授業プランに関する補足情報やプロトタイピングツール(Adobe XD)のアップデート/仕様変更に伴う再学習のポイントなどを掲載していきますので、ぜひご活用ください。
※プロトタイピングツールのAdobe XDは、ユーザーからのフィードバックを得ながら日々改善を行っており、新機能の搭載や仕様変更など、毎月アップデートを実施しています。授業案のXDに関する記述に影響が出た場合は、各補足情報ページにて追記していきます。
更新日:2021年7月24日(土)/公開日:2021年7月19日(月)
授業案の補足情報
Adobe XDを使ったプロジェクト学習「防災アプリを作ろう」 授業案について
授業プランは、「1. オリエンテーションとプロジェクト学習の準備」「2. 情報を集めてグループで共有しよう」「3. アイデアをカタチにしていこう」「4. プロトタイプを作成しよう」「5. プロトタイプを改善しよう」「6. グループ・プレゼンテーション」の全6回で構成されています。
到達目標や時間配分の目安などが提示されており、現場の都合に合わせて容易にカスタマイズしやすい内容になっています。
参考記事:
- 2022年「情報Ⅰ」必履修化に向け Adobe XDを使ったプロジェクト学習「防災アプリを作ろう」指導案を高校に無償提供/2020年5月29日
- 2022年から情報科の授業はこう変わる―― Adobe XDによる「情報デザイン」ワークショップ体験レポート/2020年10月01日
- 文部科学省・高等学校「情報」実践事例集(Adobe XDを活用した情報 I コミュニケーションと情報デザイン)情報 I(2)
- Adobe XDで高校生がアプリのプロトタイプを制作〜「情報Ⅰ」の新内容に対応した授業案「防災アプリを作ろう」を足立学園で実施/2021年3月24日